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面接のコツ-12 答えにくい質問「早期退職の理由」の答え方

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転職の面接で、必ず聞かれる質問が「前職の退職理由」です。答えにくい前職の退職理由は、どのように伝えれば良いでしょうか。いわゆるブラック企業だった場合から、自己都合退職の場合まで、色々な退職理由の答え方についてお話します。

会社側に退職を決意する理由があった場合

もしも、前職の退職理由が、人間関係が最悪だった、給料が低かった、ブラック企業ともいえる環境だった…など、会社側に退職を決意する理由があった場合にはどう答えれば良いでしょうか。これら、前職に関する不満が理由での退職でも、前職に対しての不満や文句を面接の退職理由としていうのは不適切です。実際に前の会社や環境に問題があったとしても、それを面接の場で話してしまう事は、社会人として誠実な対応とは言えないからです。それに加えて、一緒に働く事になっても不平不満ばかり言う人、という印象を持たれてしまうかもしれません。

自分の都合で退職した場合

次に、仕事にやりがいを感じなくなった、取引先の人が何となく嫌だったなど、自分の都合で退職した場合にも、勿論そのまま退職理由を話す事はマイナスになります。

どんなにマイナスな事でも、プラスの要素と結びつける

退職理由がどんなにマイナスな事でも、そのまま伝えるのではなくプラスの要素と結びつける事によって、印象の良い退職理由として伝える事ができます。 例えば、前の会社の環境が劣悪だった、残業が多かった時などには「前の仕事もやりがいを感じており、充実しておりましたが、将来を見据えてよりレベルの高い環境で仕事をしたいと考えたので」などです。
退職理由に、プラス要素である仕事のステップアップやキャリアアップを目指したい、将来を見据えて、などの理由を付属する事が、上手な退職理由を伝える方法になります。

あえて他の退職理由を探す方法も

もしも、「ブラック企業だったから」といった理由しかなかった場合には、あえて他の退職理由を探すのもひとつの方法です。「以前から挑戦したい業種を目指すため」「取得している資格や能力が生かせる仕事に就きたいと思ったため」など、プラス要素に繋がる退職理由を探してみましょう。

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