知ってて得する仙台弁「ほでなす」

できれば言いたくない？「ほでなす」の使い方

知ってて得する仙台弁では社内やお客様との会話の中で登場しそうな仙台の方言について、意味や使い方をご紹介します。

今回取り上げるのは「ほでなす」です。

仙台弁の「ほでなす」は「ろくでなし」や「愚か者」という意味

みなさんは「ほでなす」という言葉を聞いたことがありますか？
あまり耳慣れない言葉かもしれませんが、仙台弁で「ろくでなし」や「愚か者」という意味で使われると言われています。
とは言うものの独特のニュアンスがあり、「ほでなす」は感覚的に「的を得ない」とか「どうしようもない」というようなちょっとあきらめムードがある言葉のようにも感じています。

基本的には人に対して使われることが多いですが、「ろくでもないこと」や「的を得ないこと」という意味で話した内容や行動に対しても使われます。

【　例　】

あいづはほでなすだがらなにいってもわがんね。 （あの人はろくでなしなので、何を言ってもだめです。）

いっそほでなすばりかだってまいるなや。 （いつもろくでもないことばかり話すので困ってしまいます。）

といった形で使われます。

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