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職業辞典 01事務 - 経理事務
【 経理事務 】
基本的には、主に会社のお金の動きを記録・管理する仕事です。現金出納、伝票の仕分けや処理、帳簿の作成、経費の精算など、業務内容は多岐にわたり、大きく分けると「日次業務」「月次業務」「年次業務」の3つに分類されます。
日次業務は、
その日ごとの現金や預金の動き、残高の確認などです。社員が消耗品の購入費用や交通費などを建て替えた場合の対応なども、経理事務の仕事です。また、業務上の取引があれば伝票の発行、受発注や在庫管理、経理システムへの入力も行います。
月次業務は、
買掛金の支払いや売掛金の回収などが中心です。取引先からの入金管理、取引先への支払いを行います。未収入金や未払金などが発生した場合は、その管理も行わなければなりません。ひと月の取引データを元に月次試算表を作成し月単位での売上や利益を確認する月次決算や給与計算も行います。
年次業務は、
決算業務や税務申告、年末調整などを行います。年に1度の業務ですが、専門性が高く業務量も多い仕事です。
経理事務の担当業務は、企業によって異なってきます。
中小企業では、経理の部署が分かれていないケースも多く、業務範囲が広くなる傾向があります。一般事務の中に経理担当者がいる企業もあれば、総務の部署の中で経理の仕事も担当しているという企業もあります。経理事務で募集していても、経理以外の仕事を任せられる可能性があることを念頭においておきましょう。
大企業の場合には、企業によって担当業務の範囲は異なりますが、きちんと経理の部署が分けられているのが一般的です。決められた範囲の業務を集中的に行うため、高い専門性を求められます。顧問契約を結んでいる会計事務所との関係でも、経理事務の業務範囲は変わってくるでしょう。
求められるスキル
簿記の知識
PCスキル
正確性
経理事務に向いている人は?
経理は会社のお金を管理するため、ミスが起きると大きな問題となってしまいます。数字を正確に入力、確認する必要があるので、ミスが無いように集中して作業が出来る几帳面な人。
同じく、支払い処理や入金処理、経費精算の処理、請求書の発行など、様々な締切に追われる仕事です。うっかりミスをしてしまうと会社の信用問題に関わってきます。期日までに計画的に物事を進められるスケジュール管理が得意な人。
同じような作業の繰り返しが多く、業務改善を工夫し効率化することを楽しめる人。
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