転職お役立ち情報
職業辞典 01事務 - 人事事務
【 人事事務 】
人事事務とは、人事部が担当する業務を幅広くサポートする仕事です。
人事部は、会社にとって大切な財産である「ヒト」の管理や活用などを担う部門です。採用活動から、人員配置や教育の実施、労働環境の整備など、重要な役割を担っています。
仕事内容は「採用」「労務管理」「人材教育・育成」に大きく分けられます。
採用
人事事務の仕事内容として真っ先に挙げられるのが採用活動です。
社員を募集し、採用・不採用を決めるまで一連の流れをサポートします。 優秀な人材を集めるためにイベントや説明会を開催したり、求人広告を作ったり、求人サイトへ載せる内容を考えたりもします。
労務管理
労務管理は、現在、会社で働いている人に対しての仕事で、雇用契約、 給与計算・支払い、入社・退職・休職手続き、社会保険手続き、福利厚生管理、社員情報の管理、社内制度や環境整備などです。 社員の権利や義務を管理し、社員が働きやすいように運用していくのが労務管理の仕事です。
人材教育・育成
社員の成長を促すための研修を企画するのも人事の仕事です。
新入社員研修、中堅社員研修、管理職研修といった社員それぞれに合わせた研修などの企画運営を行います。研修を外部に依頼する場合は、講師や担当者との調整も行います。
この他、外部から人事部にかかってきた電話や問い合わせメールなどの応対業務があります。担当者への取り次ぎだけでなく、簡単な問い合わせであれば直接回答することもあります。また、社内からの各種手続きなど問い合わせの応対、面接を受けにきた応募者の対応、研修の依頼先など外部とのやり取りも人事事務の仕事になります。
求められるスキル
コミュニケーション能力
PCスキル
正確性・スピード
人事事務に向いている人は?
人事は社内外問わず、多くの人と関わるお仕事なので、人とコミュニケーションを取ることが好きな人。
人事事務の仕事では、書類に不備があると手続きが進められなくなるような、正確な作業が求められる場面が多くあるため、社員から提出された書類に不備や記入漏れがないか、印鑑はきちんと押されているかなど、細かいところにまで気を配れる人。
異動や組織変更などの社内通達前の情報や、社員の評価、給与、プライベートな情報など、個人情報に関わる機会も多く、機密情報の守秘義務を厳守できる人。
他の社員からの情報提供がないと進められず、しかも締切りが決められている仕事が多く、他人をスケジュール通りに動かすことができるスキルが求められます。新入社員研修や入社手続き、新卒採用など、適切な時期に合わせた年間でのスケジューリング、社内それぞれの繁忙期などに合わせた研修の日程組みなど、適切なスケジュール管理ができる人。
↓「気になる仕事を見つけた」「この仕事に転職できるか知りたい」などご相談はこちら ↓
◀︎◀︎ 職業辞典 01事務 TOPページへ