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職業辞典 01事務 - 学校事務
【 学校事務 】
学校事務とは、小中学校、高校、大学、専門学校など、様々な学校で働く事務職のことを言います。
中小の規模の学校は、教育以外のバックオフィス業務全般
各種専門学校や小さな予備校、1校単独で運営されているような高校、小中学校など中小規模の学校での仕事は幅広くなってきます。
学校施設、備品・教材の管理・発注といった総務的な仕事から、教職員の給与計算、経費精算といった人事・経理に関連する仕事、窓口での受付業務までを担当します。 学校によっては、広報業務や生徒・学生の学籍管理、生活のサポート業務も、行うこともあります。
中小規模の学校では、教育以外のバックオフィス業務 をまとめて引き受けているのが、学校事務なのです。
小中高一貫校や大学など規模の大きい学校では、細分化されているのが一般的
「大学事務」を例に挙げると「教務課」「学生課」「人事課」「経理課」「総務課」などといったように、担当する業務に合わせた部署が設置されており、部署によってさまざまです。
教務課、学生課と呼ばれるような部署では、入学試験の実施や授業・定期試験の運営、学籍管理、奨学金手続き、学生に対する住居の紹介、就職支援など学生生活に関する仕事を担当します。
人事課、経理課、総務課といった部署の仕事は、一般的な会社の事務職と同様、教職員の給与計算や経費の精算、備品や教材の管理・発注、学校施設の管理などが主な仕事となります。
そのほか「研究科」と呼ばれるような部署で働くことになると、教授や研究職員のサポート、研究費の申請、学会運営などといった仕事が発生することもあります。
窓口業務が重要
一般的な会社の事務職との大きな違いのひとつとして、生徒・学生からの各種申請・相談を受け付けたり、保護者などの来訪や問い合わせに対応したりと、窓口業務が発生するケースが多いということが挙げられます。いじめ、退学といったセンシティブな相談・申請に訪れる保護者や学生・生徒もいるため、相手の要望を正確に把握し、かつ親身な対応が求められます。
公立の小中学校の学校事務職員は地方公務員
公立学校の事務職員になるには、地方公務員採用試験に合格する必要があります。
求められるスキル
コミュニケーションスキル
スケジュール管理能力
業務の正確性・スピード
学校事務に向いている人は?
学校事務の仕事は、生徒や児童、保護者とのやり取りや来客応対など、多くの人と接する仕事となるため、人と関わることが好きな方
学校事務の仕事は、児童や先生の支援やサポートが主となるため、困っている方を助けたい、環境をよりよく改善したい、と考える裏方の仕事が好きな方
教育以外の部分で教育の現場に携わりたい、子供の成長をサポートしたいという方
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