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職業辞典 01事務 - 調剤薬局事務
【 調剤薬局事務 】
調剤薬局事務の職場は「薬局」です。
調剤薬局とは、医師が発行した処方箋に基づいて、薬剤師が薬を調剤し患者さんに提供する薬局で、薬剤師が処方箋に基づき調剤した薬を提供する他、市販薬の販売も行います。
調剤薬局は分業形態によって「点分業」と「面分業」に分けられます。
特定の医療機関からの処方箋を中心に応需する分業形態を点分業と言い、病院の敷地内にある「門内薬局」や病院の直ぐ側にある「門前薬局」がこれにあたります。
医療機関を限定せずに広く処方箋を応需する分業形態が面分業と呼ばれます。いわゆるかかりつけ薬局は、面分業に分類されます。
調剤薬局事務は、調剤薬局において受付や事務仕事を行い、職種としては事務職になります。
調剤薬局事務で主になる仕事は、調剤薬局に訪れる患者さんの対応です。
患者さんが病院からもらってきた処方箋を受け取り、薬剤師に薬の処方を依頼します。調剤にかかった費用の会計業務、店頭でOTC医薬品や健康食品、サプリメントなどを販売している場合は、接客やレジを担当します。レセプト業務(毎月作成し、翌月5日までに前月分を国民健康保険団体連合会に送り、審査を経て7割の診療費が病院や調剤薬局に支払われる仕組み)のほか、場合によっては薬剤師の補助をすることもあります。以上の仕事以外にも、書類整理やその他の雑務をする場合もあります。
調剤薬局事務の仕事をするには、特別な資格は必要ありません。これまでに調剤薬局で働いたことがなくても、医療系の仕事に就いたことがなくても、働くことができます。
しかし、調剤薬局事務には役立つ資格があり、「調剤薬局事務資格」「調剤事務管理士」「調剤報酬請求事務専門士3級」などを持っているとお仕事探しの際に有利になるでしょう。
求められるスキル
PCスキル
コミュニケーションスキル
正確性
調剤薬局事務に向いている人は?
業務で医薬品を扱い、体調の悪い人を相手にすることが多いので、常に衛生面に気をつけ、清潔感がある人。早く正確に仕事ができる人
患者さんや病院のスタッフなど、人と話す機会も多い事務職のため、人と適切なコミュニケーションをとれる人
患者さんの個人情報を扱い、レセプト業務など責任感の伴うデータ管理をすることも多いので丁寧で几帳面な人
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