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職業辞典 02営業 - 商社営業

職業辞典02営業-商社営業

【  商社営業  】

商社とは、商品の売り手と買い手の取引を仲介し、商品の販路や流通ネットワークの構築、マーケットの分析などを行っている企業のことです。
原材料やサービスなどを仲介して手数料を得る「トレーディング事業」や、豊富な資金力を活かして、成長が予想される分野の事業へ投資して利益を得る「投資事業」も行っています。


商社営業は、「自社で仕入れた商品を、企業に対して販売する職種」です。
既存の顧客への営業はもちろん新規顧客の開拓や、仕入先の確保、マーケットの分析など多岐にわたる業務を担当します。

商社営業

「専門商社」と「総合商社」

商社業界は、取り扱う商材によって「専門商社」と「総合商社」に大きく分かれています。
専門商社は特定分野の商材を専門に扱っているのに対して、総合商社は広くさまざまな商材を扱っています。

総合商社とは「三菱商事・伊藤忠商事・丸紅・三井物産・住友商事・豊田通商・双日」の7社のことを言い、いわゆる超大手企業です。
企業の規模が大きく、圧倒的な資金力を誇っており、食品や化粧品、衛生用品といった日常用品から、石油などの燃料・エネルギー、ソフトウェアや情報機器、水力発電所まで幅広い商品を取り扱っています。 総合商社は「トレーディング事業」だけではなく、「事業投資」も行っています。

一方、専門商社とは特定の産業分野の商品を専門的に取り扱う商社で、「トレーディング事業」が主な収益の柱となっています。

総合商社の営業の仕事は 商材によってそれぞれ子会社が存在し、かなり細分化されているので、子会社の進捗管理や企画立案が主な仕事になっています。 総合商社という名前の通り、総合的な能力が求められますので、難しい仕事でもあります。

商社営業の主な仕事内容

新規開拓営業

商社は既に既存顧客を多く抱えているケースが多いですが、働く企業やポジションによっては、既存顧客へのルート営業よりも新規開拓営業がメインになります。

既存顧客へのルート営業

既に取引がある企業と良好な関係性を持続させるために、状況の把握やアドバイス、市場調査もかねて定期的に打ち合わせを行います。

市場調査・分析

市場や産業のトレンドやニーズを常に調査・分析し、先を読んで仕入れをすることが良い商材を見つけることにつながります。
「企業イメージの実態把握」「市場データを数値化、分析」「インタビューなどを通して意見を集める」 などの調査を行います。

調整業務

商社営業は、仕入先と販売先をつなげて終わりではありません。例えば、契約内容の取りまとめや輸入・輸出に関わる貿易事務業務、物流ルートの確保、納期や生産数の調整など。これら調整業務をスムーズかつ確実に行い信頼を得ることで、継続した取引につながっていきます。


総合商社の営業の場合、上記の他にも、販売戦略を企画立案、マーケティング、投資先の開拓・投資業務、投資先事業・企業の管理、子会社や出資先企業への出向など、多岐にわたる業務があります。

求められるスキル

コミュニケーション能力

語学力

マネジメントスキル

社用車での移動が一般的なので自動車の運転免許

 

商社営業に向いている人は?

商社は幅広い業務に携われ、やりがいがある一方で忙しくなってしまう現実があるので、スキルを身につけて成長したいという意欲がある人

商社営業の場合、主導権がこちらにあることも多く、自分が中心となり、社内でのチームワーク、社外でのコミュニケーション能力を駆使してさまざまな業種の人を巻き込んでいける人

企業によりますが、海外企業との取引が中心だったり、長期間の駐在があったりと、海外を飛び回ることも多いため、語学を熱心に勉強していたりするような海外に対して強い興味がある人

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