職業辞典　02営業 - 新規開拓営業

【 　新規開拓営業　 】

営業の仕事でいう「新規開拓」は、これまで取引のない企業や個人に向けてアプローチしていく営業活動を行う新規顧客開拓と、これまで販売したことがない市場での販売を試みる市場開拓の2つがあります。
どちらも自社の事業を拡大していくために必要な、重要なポジションです。

新規開拓営業の手法は多岐に渡り、テレアポ、飛び込み営業、ポスティング、メール営業、ブログ営業、FAX営業、紹介営業など、商材や業種、会社の方針によっても様々です。

新規開拓営業は、相手への働きかけ方によって、プッシュ型とプル型の２種類に分けられます。
プッシュ型営業は別名を「アウトバウンド営業」といい、相手に直接働きかける営業方法。
プル型営業は別名「インバウンド営業」といい、興味を持ってくれるきっかけを作り、相手から問い合わせが来るよう誘導する営業方法になります。

法人営業の場合は、相手が企業になることから、継続的な取引きが見込める「常連顧客を新規に開拓する」という意味合いが強くなります。

ビジネスを拡大する上で既存顧客からの売上を上げていくと同時に新規顧客を開拓する必要があるため非常に重要な仕事です。
新規開拓の営業活動は、既存顧客へのルート営業とは違った動き方や考え方をする必要があるので、求められる能力やスキルも異なります。